現在50代から老後の事を考え始めている方は多く、年金がいくら貰える仕組みになっているのか?
何歳から貰えるのか?
5年に1度厚生労働省から年金改革があり、それが来年の春に発表されますが、先進国が65歳から67歳に年金の引き上げを行っているために、日本も65歳からではなく、67歳か68歳になる恐れがあります。
定年退職年齢が60歳という企業で働いている人は、65歳まで再度仕事をみつけて働きバチのような生活を送っている現在です。
高齢者のために正社員ではありませんし、給料から引かれる税金の割合が増えている事に気づかない人もいます。
給料天引きされる厚生年金額の増加、社会保険料(健康保険)も増加、介護保険、雇用保険、他税金、給料明細を改めて見直したら本当だった!と愕然としてしまう。
これでいいのでしょうか?
こちらでは、年金をもらうまでに50代からできる生活資金を貯める対策やできることについてまとめています。
専門用語は理解しづらいのでなるべく分かりやすく話していきたいと思います。
年金は67歳までもらえない?年金をもらえないと生活はどうなる?
年金をもらえる年齢が67歳になるって本当?
アベノミクスさんは何を考えているのか?
現在50歳になる私たちの世代は、団塊世代のジュニアの部分に当たります。
これから高齢化社会に少子化問題も踏まえた上での年金引き上げを行うべきであるとは…一部75歳からにしようという計画ですが、それを「今言ってはいけない」と、まず67歳から68歳になる事は間違いないとの報道もチラホラ出てきているのです。
2019年春に発表される事でしょう。
現在65歳で年金を受け取れる人の年齢は、
「男性:1961年4月1日生まれ57歳」
「女性は1966年4月1日生まれの52歳」
までがセーフ。
引き上げのターゲットが「1970年4月1日生まれの現在48歳の人」から年金が68歳という可能性が高いとの事。
その中間の人が66歳や67歳からの開始になる可能性があるとの事です。
年金がもらえるまでの生活が不安
色んなニュースや記事を見て驚いたのが、「人生100歳生存率」
何からそうなった?と感じます
平均寿命が「男性79歳」「女性87歳」からいきなり100歳とは?
私たち団塊世代ジュニアがそんなに長生き出来ると思う根拠は何から?と質問浴びせたいくらいです。
会社によっては60歳定年がまだ多いのですよ!
それから年金を貰える5年間働けと強制的ではないか?
年金保険に加入したり、自分の老後資金を今から貯めなければ安定した生活など送れるはずもなく、悪いんですけど、もうずっと働き詰めで足腰も弱っているからこそ、残りの人生は楽しく余裕のある老後を送るために年金制度があるわけで、それも国民年金という公的年金の少なさから考えたら、厚生年金や共済年金に加入していない人は赤字ですね。
国民年金の1か月の支給金額は約5.5万円で、偶数月に2か月分支給されます。(10万程度)
不安を通り越して、自分の老後のお金は自分で何とかして下さいねと言っているわけですから、今から考えなければならない状況まで切羽詰まってきました。
年金をもらうまでの生活費はどうする?
年金支給まで働ける人は働いて貯蓄!
もう、本当に健康状態も良好で65歳どころか70歳でも元気でバリバリ仕事が出来る人が増えている!という所に政治家は目をつけています。
つまり、余裕で生活出来る世代の人に税金も納めず、働かなくて良いほどの年金を渡す事=国庫の赤字になるという考え方です。
その分、年金受給の年齢を引き上げれば、貰える年金額は増えますよ!というちょっと分かりづらいアピールをしているのです。
何億も資産がある国家公務員の方や会社社長(会長)ならともかく、一般人で65歳って6割程度の人は体に異常をきたしながら無理して働いている人もいるのですが現状ではないでしょうか?
病院での治療も3割負担で高度な治療を受けている人は大変なのです。
その為に「生命保険」に加入はしているでしょうけれど、病院での診断書が出てからその診断書に基づいてかかった治療費が降りるので、自腹で払えるくらいの医療費の貯蓄は必要な事、60歳以上の人が出来る仕事が限られていて職にありつけない場合も考慮すれば、現在と同じ年収を年金が貰えるまでには蓄えなさい!という事でしょうね。
70歳から医療費2割負担でも、年金から保険料や介護保険料金引いているわけですから何のため?とちょっと素人の私は考えるわけです。
早くから資金準備をしましょう
今からでも遅くない老後の生活資金の貯め方にも色々あります。
ファイナンシャルプランナーの方に相談してみたり、生命保険の積立、かんぽの年金預金など、担当者と相談して決める事も良いです。
これらも、自分が支払った金額から人件費や運営費(資産運用)を引いた金額が、それぞれ個人の掛け金によって貰える金額は違います。
自分で定期・定額預金に積む場合は、全額を引き出せますので、急遽お金が必要な場合にも必要な金額だけ解約すれば良いので1番良い方法ではないでしょうか。
積立金に付く利息から税金を多少引かれますが、利息などスズメの涙程度ですから、たいした金額ではありません。
不動産を持っていたり、株などを持っていればねそれらを有効に資産運用する方法もあります。
生活資金はいくら貯める必要はある?50歳からでもできる対策は?
老後の生活にいくらお金がかかるのか?
ネットサイトに自分が貰える年金額のシュミレーションがありますが、ぜひ試してみるのも良い事です。
一般的に貯蓄が夫婦2人で生活する場合、最低3000万円は必要だとか聞きますが、それでも不足だとか。
今、50代の人が年金を貰うまでになんらかの貯蓄をしている人は70%くらいで、残りの30%の方はまったく貯金など出来るほどの余裕は無いそうです。
私も残りの30%に当たりますが…まだ未成年の子供がいるので貯蓄など出来る状態ではありません。
平均1人暮らしの場合でも2000万から3000万の貯蓄があれば、ゆとりのある生活が出来る見込みですが、家1件建てられる金額ではありませんか。
普通のサラリーマンでは、貯蓄出来る金額ではありません。
退職金も当てにならない時代ですから、1年間に200万を貯蓄し、10年で2000万円です。
年収が500万の男性でも、これらはかなり無理があると思います。
また、自営業として個人で商売している中で1部の人が国民年金を払っていなかったために、今は何も収入が無くて子供の世話になっている人もいます。
子供もなく、頼れる人もいない場合は生活保護を受ける方も多くなってきていますね。
生活保護を受けるための基準はそうとう高く、売れる資産を全部売り、持っていてはいけない物があるので、申請が通る人はなかなかいないです。
50歳からできる老後のお金対策
1か月に1万円でも良いので定期預金・定額預金に積んでおく事で、この預金は老後のためのお金だと意識する事。
何かアクシデント(事故)があって、どうしても預金の何割かを引き出さなければいけなくなった時のみ使う!という事から始めてみてはどうでしょう。
10年で120万なので…老後に必要なお金とはいえない低い基準のお金でしかないですが、無いよりはあった方が良いでしょう。
公的年金である国民年金を、きちんと滞納などしなかった場合に1か月約5万円なのですから、滞納していた場合は減額、加入してない人は1円も貰えません。
1年に1度(自分の誕生月)に、年金機構から自分が今まで払った国民年金の回数や、別に厚生年金や共済年金に加入していた明細が届きますので、必ず目を通してください。。
そして、インターネットでシュミレーションをしてみれば、だいたいの金額は把握できます。
それから自分が年金を貰える年までの数年間は、今からでも遅くないので貯蓄を増やしましょう。
本来なら50代からでは遅すぎるのです。
まとめ
現在では、確かに平均寿命は延びてきていますが、団塊世代の人だけなのだという事に注目を置いて欲しいです。
私たち、団塊世代ジュニアは時の流れとともに、現代病という治療方法も分からない病気などに侵されるリスクが高いのですが!と言いたいです。
毎年変わるインフルエンザ菌と同じで、医療制度が追い付かない事だってあるのです。
添加物の摂取や乱れた食生活、24時間営業などによる、不規則な生活。
長生き出来るとか人生100年説とか、どこから?何を根拠にいい加減な事言っているのだろう。
花粉症・食物アレルギー・アトピー性皮膚炎など、団塊世代の人にありますか?
現代の人がそんなに長生きできるほどの寿命だとは思えないです。
消費税もそのうち10%!年金が貰える年まで、何事もなく健康であり、現在就職している人には定年65歳まで引き伸ばしてくれても、今度は年金が67歳ですか?
国はね、自分の老後くらい自分で責任を持ちなさい!と言っているのです。
50代から出来る事は限られていますし、本当は遅いのです。
ですから、今年から年金機構から送られてくるハガキを参考に、自分が貰える年金のシュミレーションをして、いくら貯金すれば良いか?を真剣に考えて下さい。
私も真剣に考えていますが、対応策はないです。
息子が18歳未満で私が死亡した時のみ、遺族年金が息子に支払われます。
(18歳以上は貰えないという条件があります)
日本国民の悩み、自分のこれからの生活のためにもう一度見直してしましょう。