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エンディングノートとは?書くメリットや書き方のポイントとは?

「エンディングノート」というものをご存知でしょうか?

エンディングノートは高齢者だけが書くものではなく、最近では20代30代の若い世代の方も書いている方は増えています。

書店などにいくといろんな種類のものが販売されているのですが、何の目的のために書くノートなのか、書いたことでどのようなメリットがあるのか、知らない方も多いと思います。

 

こちらでは、エンディングノートを書くメリット、書き方のポイントなどをまとめています。

おすすめのエンディングノートもご紹介していますので、参考にしてあなたも書いてみると良いと思いますよ!


エンディングノートとは?

エンディングノートとは、主に高齢者が人生の終末期に迎える死に備えて自身の希望を書き留めておくノートです。

病気によって死期が迫っている場合のみならず、いつか訪れる死に対して書かれることも少なくありません。

自身が死亡した時や、判断力・意思疎通困難になった場合に家族や友人に伝えたいこと・遺したいものについて記しておきます。

 

日本では、1991年からエンディングノートが登場し、今ではたくさんの種類のエンディングノートが販売されるようになりました。

 

書く内容は特に決まっている訳ではありませんが、今まで生きてきた人生の記録を文章や写真で残したり、病気になった際に延命処置を望むか望まないか、自身に介護が必要になった際に希望すること、財産・貴重品に関する情報、葬儀に対する希望、相続に対する考え方などを記します。

また、エンディングノートを通して、過去を振り返り、今を見つめ、未来に向けてどうゆう自分でありたいのか、自分の夢やしたいことを確認する作業が目的です。

 

エンディングノートと「遺言書」との違いは?

「遺言書」とは自分に万一のことがあった場合に財産(遺産)を誰にどれだけ渡すか、事業や不動産などの管理を誰に託すか、誰に未成年の子どもの世話をして欲しいかなどを生前に取り決めた意思表示を、民法の規定に従って書面に残したものです。
法的な根拠があり、死後に効力を発揮します。

 

エンディングノートでも、同じように財産や不動産などについて細かく書くことが出来ますが、いくらエンディングノートに細かく書いたところで、法律的に効力はありません。

 

ですから、財産分与などについては遺言書として規定された書き方で書いた方が残された家族がもめることもなく分かりやすいでしょう。

財産以外のことはエンディングノートの方が自由な書き方で書くことができるので、おすすめです。

 

エンディングノートの相場やおすすめは?

エンディングノートの価格相場は、500~1500円程度になっています。

店舗などでは様々なエンディングノートが売られているため、どのようなものを買えばいいか悩んでいる人も多いと思います。
こちらでいくつかおすすめのノートをご紹介します。

 

コクヨ もしもの時に役立つノート

ノートの紙には帳簿用紙というものが使われているため数十年は傷まないという利点があります。
また、CD-ROMや写真を保存できるケースが付属されているので、自分の思い出を画像と一緒にノートに残しておけます。

今年の初めに父が亡くなり、いろんな引き継ぎが不十分で母が結構困っているのを見て、遺言書ほど仰々しいものでなくても何か必要だよなぁと感じてました。
我が家では一切のお金の管理を私がしているので、もし万が一私に何かあったとき(急死したり長期入院したり)にダンナが何もわからなくて困るはず…とリアルに心配になり、エンディングノートを書いておこう!と決意。
ネットで調べたり本屋さんでいろいろ見比べたりして散々迷いましたが、こちらの商品が一番シンプルで書き込みしやすいという評判を信じ、購入してみました。
確かに、全体的にシンプルな構成で、書きやすそうで良いです。

 


 

もしもノート(20歳から100歳までの危機管理)

一番低価格なため、買おうか迷っている方やできるだけお金をかけずに書きたいという方におすすめです。

商品詳細はこちら↓

もしもノート


 

マイ・ウェイ

終活カウンセラー協会が多くの指導経験を生かして制作した一冊です。
文字や記入欄が大きくて見やすいため、目の不自由な方でも書きやすいのではないでしょうか。
また、カラーも白内障の方が見やすい工夫がされています。

商品詳細はこちら↓

終活ノート マイウェイ


 

未来に残すエンディングノート

私が使用したのはこちら。

Facebook上の編集委員会から生まれた女性のための新しいカタチのエンディングノートです。
写真や手紙、データなどを保存できる「未来に残すファイル」も付いてます。

書き込むうちに“自分”と“これから”が見えてくる、オトナ女子がよりよく生きるための、新しいカタチのエンディングノートです。

 

できるだけお金をかけずにエンディングノートを作りたいという方は、ネット上で無料で公開されているエンディングノートをダウンロードして書くことも可能です。

パソコンでやると書き直しの手間がかからないことや、保存が手軽にできるなどの利点があります。
また、自分でオリジナルノートを作ることもおすすめです。

何にも縛られず、自分で書きたい内容や分量を決めることができるため自由度が高いのが利点です。


エンディングノートを書くメリットは?

エンディングノートには以下のようなメリットがあります

  • 自由な形でメッセージを残せる
  • 書いた内容をいつでも加筆・修正できる
  • 大切な情報を一つにまとめておける
  • 死後の意思表示ができる
  • 感謝の気持ちを書き残せる
  • 親族間のトラブルを避けることができる(葬儀・遺産など)
  • 自分の生きた証を残せる
  • 自由な形でメッセージを残せる
  • 書いた内容をいつでも加筆・修正できる

亡くなってしまってからでは、伝えたいこともつたえることができません。

生前にも、自分の大切な情報を一つにまとめておくことができるので役立つ場面もあるようです。

自分にとって、残された家族にとってのメリットが多いので、書く手間や時間がかかる以外にデメリットはないのではないでしょうか?

 

書いている内容によっては、大切な情報が書いてある場合もあるので管理に注意する必要があるかもしれませんね。


エンディングノートの書き方のポイントとは?

エンディングノートは書く項目が大変多く、途中で挫折してしまう人も少なくありません。

はじめから全ての項目を記入しようと思わず、少しずつ書ける項目から記入していきましょう。

あとから追加・修正できるため、将来どう思うかはあまり考えず、今の時点での素直な気持ちを書いてください。

 

また、項目によっては家族と一緒に考えながら記入するのもおすすめです。

時間が経つと自分の気持ちや周囲の環境が変わったりすることもあるため、誕生日のタイミングなどで年に1度は見直すとよいでしょう。

 

また、内容を変更した時には更新日時も記載しておくとよいですね。

また、せっかく自分の思いをエンディングノートに書いたとしても、残された家族が見なければ意味がありません。
作成したら身近な人に伝えておきましょう。

 

私がエンディングノートを書いてみて思ったこと

私も以前にエンディングノートを購入して実際に書いてみたことがあります。

ページのはじめから順に書いてみましたが、書く項目が多く途中で書くのをやめてしまいました。

全て書くことはやめ、自分が今書きやすい箇所から書いていくと書きやすかったです。

 

エンディングノートを書いたことで、これからどうしていきたいかを考えるきっかけになり、楽しみながら書くことが出来ました。

いつ自分が亡くなってしまっても後悔しないように、自分や家族のためにまずは難しく考えずに書いてみてはいかがでしょうか。

 

高齢者の方だけでなく、若い世代の方にもエンディングノートはおすすめですよ。

 

まとめ

エンディングノートは高齢者の方だけのものではありません。

自分の情報をまとめておくと生前にも役立ちますし、自分のこれからの生き方を考えるきっかけにもなりますよ。

 

ぜひ、自分のお気に入りのエンディングノートを見つけて、書きやすい項目から少しずつ書き進めてみてください。

 

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