中年になってからの悩みと言えば、男性も女性も
「お腹の肉がなぜこんなに増えたのか?」ということではないでしょうか?
今まで着ていた服が太ももあたりから入らなくなった!「どうしよう!痩せなければ!」と慌ててダイエットに励む方も少なくないと思います。
しかし、正しいダイエット方法をしている方は少なく、楽して痩せる「広告」に騙されている人も中にはいるようです。
これだけダイエットの情報が集まっている昨今、何を選ぶか迷うくらいあるので、必要以上にサプリメントをあれこれ試したりしている方もいますが、確実に痩せます!という保証はどこにもありません。
ですから、これから私が紹介するダイエット方法も人によっては合わないかもしれません。
それでも自分でおこなっていて効果の感じられた正しい情報なので、毎日習慣づけする事で少しずつ体が軽くなると思います。
50歳の私もお腹の肉では悩んでおりますのでみなさんと同じ悩みがあります。
骨太な体質と筋肉があるために思ったようには痩せませんが、少しは効果を感じている毎日行っている簡単な方法がありますので、ご紹介しますのでぜひ参考にしておこなってみてください。
目次
50代はお腹がたるむ?その原因とは?
新陳代謝が衰えたことでたるみやすくなる
早い人では40代から、ホルモンのバランスを崩してしまい、痩せにくく太りやすい体質になってしまいます。
確かに会うごとにふっくらしてきたなあと思う人もいます。
私も40歳を過ぎてから12キロ太ってしまい、もう家の階段の上り下りですら下半身の重さに耐えられずにヒーヒー言ってました。
血液検査で甲状腺のホルモンが出せないためと、長年飲んでいる薬の副作用も関係しているとの事でしたが、安定剤の薬は必要なので量を減らして飲んでいます。
50代ともなりますと、全く健康体である人は全体の1割から2割くらいではないでしょうか?
- 高血圧
- 糖尿病
- 甲状腺異常
- 肝臓障害
- 軽い心臓病
- 腎不全
- 不眠症
- 高コレステロール
など体のどこかに異常が出てくる方も多いです。
それにより、処方された薬を飲むことにより、副作用で太る事もあります。
だからといって勝手に薬を止めるのも危険ですし、30代から徐々に男性も女性もホルモンを分泌させる力が弱まっているために痩せにくい体質になったと考えて下さい。
お腹がたるむ=「中年太り」という事を自覚しましょう
ホルモンのバランスが崩れたら、ホルモンを元に戻す治療法は「ホルモン注射」しかないのです。
市販で販売しているらしいという噂はありますが、日本で認められている治療法はホルモン注射のみなので、医薬品との併用により悪化した例があったそうです。
ホルモン注射は1本5000円からですから、高いです。
50代からの体には悪玉コレステロールが溜まりやすくなります。
コレステロールは簡単に言うと脂肪の一種ですので、人間の体にとっては必要なものですが、たくさん摂りすぎると良い影響はありません。
▼コレステロールについて知りたい方はこちらのサイトがわかりやすいです
悪玉コレステロール=体の老廃物と考えましょう。
コレステロールの値が高いのは分解されない老廃物が内臓脂肪になっているという事なので、便秘から解消し、食生活の見直しも大切です。
薬の副作用で太ったというならば、医師と相談して量を減らすか、違う成分の薬に変更してもらう事も大切です。
男性に多くみられる「ビール腹」は時に妊婦より酷い人もいますね。
「肉体労働している」と言われても、実は運動量としてはかなり不足ですし、禁酒も難しいと悪循環になり、男性の場合本人が気にしていない方も多くいるところが女性と違うのですね。
意外と周りの目は厳しく「どうしたらあんなお腹になるの?」と見て見ぬふりをしているだけのことも多いので、少しは「ビール腹」であることを自覚した方が良いかと思います。
50代からは男性も女性も中年太りの始まりです。
無理なく健康な体づくりができるように、できることから始めていきましょう。
50代からのお腹のたるみを解消する方法は?
50代からのお腹のたるみは食生活でも解消できる?
食事は、朝・昼・晩と3食をきちんと食べている事からダイエットが出来ると言われます。
3食きちんと食べた方が良いといわれるのは以下のような理由があります。
- 体のリズムを作りやすく、代謝を高く保ちやすい
- 脂肪が蓄積しにくい
- 夕食の食べ過ぎを抑えられる
また、食事のバランスを考えると、
朝:3 昼:4 夜:3
が体に良いと言われています。
朝、昼は体を動かし活動するので食事のカロリーの消費しやすいのでしっかり食べるとよいですね。
夜は脂肪を蓄積しやすいので、軽めに食べるのがおすすめです。
夜に食事量を少なくカロリーを抑えるためにも、3食食べた方が夜に食べ過ぎることを防いでくれますね。
痩せるためならと、過激な間違えた方法を取っていませんか?
毎日バナナ1本だけとか、菓子パン1個だけで1日の食事にしていたら痩せるのを通り越して、拒食症の恐れがありますよ!
洋食が多くなってきていますが、『伝統的な日本食』がコレステロールにも、腸内環境にも日本人には合っています。
だしを使った食事を摂ると、自然と薄味で油の少ない食事を摂ることができ、太りすぎを防ぐことにつながるでしょう。
その食事も油を控えた食事、食物繊維を野菜から摂取すると吸収が穏やかです。
(野菜嫌いなら野菜ジュース)
間食にポテチやスナック菓子より、カカオが入っているチョコレートを少しというのが望ましいです。
今、ストレス解消のチョコレートなど、かなりカカオやポリフェノールの成分が見直されています。
コーヒーに含まれるポリフェノール成分も、ダイエットに良いとされています。
チョコレートにもポリフェノール効果の製品が増えている事で分かりますね。
疲れている時に甘い物が欲しくなりますが、ポリフェノール効果のチョコレートは気持ちも落ち着かせてくれますし、頭もすっきりさせてくれます。
また、人間の体の半分は水分で作られているのはご存知だと思いますが、水分補給も若い頃より多めに摂取してください。
補正下着はお腹のたるみに効果がある?
ダイエットグッズとして広まりはじめた引き締めラインの下着が多くなっている事は確かですが、写真よく見て下さい。
痩せている人に着用してもらってイメージアップしているだけです。
試しに、いきなり窮屈な下着を無理やり着用して下さい。
「息をするのが苦しい!」という症状になり、お腹など無理な力が働いてしまい、内臓が潰れてしまいます。
部分痩せの補正下着としてお腹周りだけの物を着用してみれば分かりますが、その上下の部分の脂肪ははみ出しているはずです。
「腰痛でコルセットをしている」「脊柱側弯症のため強制コルセットをしている」のとは訳が違います。
補正下着で一時的に細くなったように思いますが、着用をやめると体は元に戻ってしまうことが多いようです。
実話ですけど、腹筋ベルトを試した女性が無理な発汗により皮膚がただれて、電流によりジンマシンのような腫れものが出来ました。
無理して窮屈な下着を着用してもあまり意味はないように思います。
楽して痩せられるグッズなどありませんので、補正下着は根本的に痩せる効果は期待できないでしょう。
マッサージはお腹のたるみに効果あり?
「マッサージ」と聞いてパッと思いつくのは、痩身エステティックなどではないでしょうか?
よく「無料体験」などの広告をみますが、無料体験してみれば分かると思いますが、人工的に無理やり汗を出す方法で全身動けない寝袋状態にして、加熱式ベッドに放置され、最後にジェルマッサージで脂肪を揉みほぐすだけで、汗をかいた分だけは痩せます!
しかし、人工的なために翌日は元通りの体重になるでしょう。
体幹を意識した、ツボ押しなら自分でも出来る部分があります。
直接おなかのたるみには効果はないかもしれませんが体の疲れや不調が取れますよ。
- 手のひらなら親指とひとさし指の中間部分
- 毎日歩く足の裏なら、土踏まずの部分
が体の疲れも取れて良い睡眠にも繋がります。
また、針治療もツボに針を刺すので少しずつ効果はあるのではないでしょうか。
50代のお腹をへこませる簡単な運動をご紹介!
50代からのお腹のたるみは代謝が落ちてしまっていることで起こることが多いので、代謝を高めてあげることが大切だと思います。
お腹やせときくと「腹筋」を考えると思いますが、腹筋が付くことでお腹周りの代謝が高まり太りにくくなることが期待できますが、なかなか続かない方も多いでしょう。
動くのが嫌い、運動が苦手というかたでも簡単にできるお腹のたるみに効果のある方法をご紹介します。
これは私も毎日おこなっており、お腹のたるみに効果を感じております。
お腹をへこませる簡単な方法
これは、呼吸法と瞑想をつかった方法です。
頭の中を空っぽにする瞑想と組みあせて行って下さい。
私が習っている格闘技でも行っているものです。
足はあぐらで良いです。
手を組んだら丹田(へその位置)に置き、腹式呼吸をゆっくり行うのです。
息を吸う時にお腹を膨らませ、吐く時にお腹を凹ませるやり方です。
今日あった出来事などすべて忘れて腹式呼吸に集中し、15分くらい行うと、本当の腹筋と同じ効果なので、毎日習慣つければウエストあたりから徐々に細くなります。
ちなみ、いきなり腹筋をした場合ですが、腰痛を伴ったり危険です。
今まで体が硬かったのに急に腹筋をするのは、負担が大きくなると思います。
運動前にダイエットサプリなどを飲むと効果がある物を使用しても良いです。
私はザバスと最近購入したばかりのサプリ「ラクビ」を飲んでいます。
「ラクビ」の効果はまだお伝えできないですが、ザバスは筋肉を作るので、脂肪を筋肉に変える役割として飲料しています。
寝る前のストレッチ運動も簡単で効果あり
布団の上で出来る簡単な運動をしましょう。
猫が昼寝などから起きた時にやる「猫のあくびポーズを10回程度」が簡単です。
腰痛を防ぎ、腕の力が付くので重い物が持てるようにもなります。
・お尻があがる人は、両手でお尻を支えて、足の自転車こぎの運動を30回程度行いましょう。
・太りすぎてお尻が上がらない人は片足を両手で、膝の所を支えて足を天井に向ける運動を30秒間(各1回)
・肩コリの予防に頭の上で、片方の肘に手を当てて左右に伸び縮みの運動(20秒)四十肩や五十肩の予防にもなります。
・布団の上で、両足を膝の部分で曲げ、左右交互に10回ずつ。
これらの運動だけでも習慣つけして欲しいです。
お腹をへこませるためにスポーツジムに通うのもあり!
スポーツジム、スイミングスクールなどに通っている方は、インストラクターが個人に合わせてプログラムを作ってくれますので、1週間に1度など定期的に通っていれば締まりのある体になっていくでしょう。
お腹のたるみが気になる方は、ウエストの代謝が良くなる運動を組み合わせてもらうとよいですね。
プロのサポートがあれば、一人ではすぐにやめてしまう、続かない人も頑張れるかもしれないですね。
まとめ
50代以上の人は簡単に痩せられるほど、新陳代謝が活発ではない事をまず頭にいれましょう。
間違えたダイエットをしている方も多く、高い矯正下着または運動用品などを買って、「あれもダメだったし、この機械もダメだった」と放置状態になっている方もいるようです。
自分の身体は食べ物でできていることを理解して、食べるものを変えて代謝が良くなるように意識した生活を送るとお腹のたるみも自然と気にならなくなると思いますよ。
辛いものを食べると自然と汗が出ますよね。
にんにくやショウガなどを使った料理、唐辛子など、食事も辛めで味付けをして、腹6分目の量で満腹になるくらい胃を小さくする事が大切です。
健康な人なら毎日排便がありますし、新陳代謝が良くなってきている証拠です。
汗も自然と出てくるような体質を目指すのが本来のダイエットだと思います。
今回は私も初めてサプリメントを購入しましたが、効果が現れるかどうかはまだ分かりませんが、毎日体重計で脂肪・水分・筋肉・骨量・内臓脂肪率・新陳代謝の値を日記として付けています。
無理なく出来る事から始めると長く続き、健康的な体にすることができますよ。
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