長く続けた仕事を終え、今から何しようと悩む定年退職したシニアの方々は多いようです。
誰でも一度はそのような経験をするのではないでしょうか？
何か他の仕事を探してみるか、新しく趣味をはじめてみるか、何もしないでいるかなどいろいろな過ごし方が考えられると思います。
そこで今回は定年退職後、どのようなことをしたらよいのかということについてまとめました。
何をしたらいいか迷っている方は是非参考にしてみてください！
定年後の過ごし方 仕事
日本では今まで定年が60歳となっていましたが、今では60歳でもバリバリ働いてるシニアの方は多いです。
仕事の形は人それぞれです。
今回は定年後のシニアの方々がされている代表的な仕事を紹介していきます。
定年後も同じ仕事を続ける
まず一つ目は、『今まで続けてきた仕事をこれからも続ける』ということです。
実際に定年になっても、同じ仕事を続けている方は思いのほか多いようです。
メリットとしては「今まで積み上げてきた技術が使えるため、仕事がしやすい」ということです。他にも新しく仕事、技術を覚えなくて済むし、新しい人間関係を築く必要もなくなります。どのメリットを見ても、今までの仕事を続けることがいろいろな手間が省けることがわかります！
定年後は家で「在宅ワーク」
二つ目は『在宅ワーク』です。
在宅ワークと聞いてどんなものかすぐに思いつく方は少ないのではないでしょうか？
具体的な例を挙げると、「賞状書士」というものがあります。
「賞状書士」とは賞状や感謝状などを毛筆書きする専門家のことを指します。これはそれ専門の資格が必要になる仕事ではありますが、定年後に取り組む仕事としてはとても人気が高いです！
自宅でできるという点が定年後、のんびり仕事したい方にはピッタリなのだと思います！
人気の理由はまだあります。現代普及しているパソコンでも表現できないのが、人間が筆を使って書く毛筆書き。パソコンでは到底出せない味を出すことができるため、人気が衰えることなく長い間愛されています。また、書道の経験が少しあれば資格の難易度もそこまで高くないそうです。少しでも興味があれば気軽にはじめてみてください！
他には、
・請求書作成
・縫製
・検品
などの在宅ワークがあるようです。
ネットなどで検索してみてください。
定年後に起業するのもあり！
最後に紹介するのは『シルバー起業』です！
『シルバー起業』とは今まで勤めてきた職場を定年退職した後、培ってきた技術を生かして自ら起業することです。
こちらは先ほどの『在宅ワーク』があわない、まだまだバリバリに働きたいと考えている方にお勧めします。
これは一時期ブームにもなりました。若者の起業よりもシルバー起業の方が成功を収めている事例が多いからです。そこにはちゃんとした理由があります。
それは「顧客を持っている」ということです。長年勤めていて会社で持った顧客を独立した際に自分のところに持っていくということです。顧客側からしても全くの素人ではないことがわかっているので、心配する必要がありません。
これは若者には決して真似できないことです。長年仕事してきたシニアの方々だからこそ取り組むべき仕事といっても過言ではないでしょう！思い立ったら今すぐにでもはじめる準備をしましょう。
定年後の過ごし方 趣味
定年までに仕事はやりきった！もう別に仕事はしなくていい！だけど何かはやっていたい、という方には新しく趣味を見つけるのがオススメです！
趣味は没頭すればするほど楽しい老後の生活を送ることができるでしょう！
そこで、シニアの方々の間で流行している趣味を紹介していこうと思います！
定年後の趣味で何かを作る
まずは、『何かを自分の手で作り上げる』というものです！
どういうことかといいますと、なんでもいいので自分が作りたいものを自分で作ってみるというものですね。
画像引用：http://tabibitonoki.info/nishikasai/senior.php
例えば
・陶芸
・篆刻
・切り紙
・編み物 など
その中でも「なにこれ？」と思うようなものを一つ紹介します。
それは「自分史」です。
自分史とは、自分が今まで歩んできた人生を文章にして綴っていくというものです。
自分の歴史を実際に書いてみることで、歩んできた人生の重みを感じることができる趣味です。
自分について書くのですから難しくはないと思うのですから、どこから書くかが唯一の悩みどころです。そういう時は自分史の書き方について書かれた本もたくさんあるので参考にしてみるといいと思います。
自分の人生の中で節目となった時、強く印象に残っている時を整理しながら綴っていくことで一つの物語のようになります。そして、最終的には自分にしか書けない一つの物語が完成します。それをあえて一冊の本にします。自分だけの本を人に見せてみるのもいいと思います！楽しみ方は人それぞれですが、それぞれの心に残る、他とは少し違う趣味になると思います。
ぜひ、始めてみてください！
定年後の趣味として「自分の技術を誰かに教える」
次の趣味は、『何かを人に教える』です。
教えるというのは人によってパターンが異なるりますが、どんなことでも良いと思います。
なぜならコーチというのは多くの経験を積んできたシニアの方だからこそできる仕事だからです。スポーツや勉強は特にそうだと思います。
画像引用：http://www.netto.jp/cs/album.php?action=detail&album_dir_id=1936&usr_account=himejiwest
例えばサッカー、サッカーは世界的にもメジャーなスポーツなので教えられるシニアの方も多いのではないかと思います。サッカーなどはまさしく自分が積んできた経験、技術が生きるスポーツです。長い人生で積み上げたものをだれか自分以外の人に教えるというのは頭も使いますし、何より楽しいことです。
また、これはスポーツや勉強に限ったことではありません。
昔の遊びなどを教えることもできると思います。むしろ、ゲームが遊びの中心となった現代で昔ならではの遊びを教えられるのはシニアの方々しかいません。
人に何か教えるのは頭を使い、新しい知識を得られるではなく、人との関わりも持てます。
教える、教えられる人間の間の距離を近づくことで、年代関係なく新しい人間関係ができます。
シニアの方々にとってはいいことだらけだと思いますよ。
コーチングは気軽に始められることなので、ぜひ一度挑戦してみてはいかかですか？
定年後の過ごし方 のんびりと
定年後はのんびり、ゆったり過ごしたいと思っている方もたくさんいらっしゃると思います。
仕事をやめた後しばらくはのんびり、ゆったり何もしない日々を過ごされても良いかと思いますが、ずっと何もしないということはボケを早めてしまい認知症につながってしまう恐れがありますよ。
そこで、のんびりゆったりしながらも適度に何かを行うようにされると良いと思います。
自分の時間もしっかりとりことができる仕事、趣味を紹介していきます。
定年後にのんびりしながら仕事をする
のんびりしながら行うのにオススメの仕事が二つあります。
一つ目は『施設警備員』
施設警備員の特徴の一つとして、前にしていた仕事に関係なく再就職できるというところがあります。
何も資格が必要ないためその気になればだれでも就職することができます。
また、警備員というのがずっと働いているイメージが強いですが、実際はそうでもありません。むしろ、空き時間が多いです。
空き時間を使って、新聞や本、テレビだって見ることができます。さらに、警備員自体年齢層が高めのため、再就職したからといって年齢を気にすることはありません。ゆったり仕事したいシニアの方にはピッタリの仕事だと思います！
二つ目は『スクールバス運転手』
定年退職後だと人間関係は急に関わらなくなることがほとんどです。
そこで、スクールバス運転手となり子供と関わることは定年を迎えたシニアの方々にとっていい影響があると思います。短時間勤務ですし、子供と関わるのが好きな方には嬉しい仕事のはずです。
学校がある日は毎日仕事があるので、子供の成長をみることができるというのも大きな魅力の一つです。
残業はほとんどなく、休日も他の仕事よりも多めなので、定年退職後のシニアの方々にピッタリの仕事だと思います！
定年後にのんびりしながらできる趣味
ここからはゆったりできる趣味を紹介していきます！
ゆったりした気持ちでできる趣味で私がオススメするのは、『貼り絵』です！
絵を描くのは自信がない、絵具を持っていないという方も気軽にはじめられます。
では、貼り絵とはなんなのか？貼り絵に使うのは色のついたチラシや落ち葉。これらをちぎっていきます。
自分の感覚で構いません。ちぎったものを使って、絵に合わせて色分けしていきます。この作業はゆっくり、丁寧に行う作業なので、何日かかかると思いますが、完成した時の達成感はクセになるはずです！だれでもはじめられます。自分だけの作品を作り上げてみてください！
他にも、家でのんびり行える趣味として
・塗り絵
・川柳
・読書
・編み物
・音楽鑑賞
などがあるので、お好きなものを行ってみてください。
まとめ
定年後はそれまでにあった「やらなければいけない」という責任感から、解放され、のんびりとくらせます。
しかし、何もしなさすぎるのもよくないということは覚えておいてください。
上記で紹介したようなものを何か一つでもしていれば健康に、楽しく定年後の生活を過ごせると思います！
自分が没頭できる仕事、趣味を見つけて、楽しい時間を満喫してくださいね。
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