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高齢者は体操をしたほうが良い?必要性やメリットは?どんな効果が期待できる?

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高齢になると、加齢に伴い体力や筋力が落ちる方が多いと思います。

体や健康のために「運動」「体操」などは行った方が良いということを聞いたことがあると思いますが、体を動かすことでどのようなメリットや効果があるのでしょうか?

体を動かすことが苦手な方には運動や体操はやりたくないと思ってしまいますが、そもそも体操などは生活に必要なのでしょうか?

 

こちらでは高齢者の体操の必要性、メリット、効果などについてまとめています。

ぜひ、運動をしようか迷っている方は参考に読んでみてください。




高齢者には体操は不可欠?必要性はあるの?

年齢を重ね、歳をとると体力や筋力が低下してしまう方が多いようです。

筋力が落ちたり、骨密度が低下したり、関節が痛くなったりすると日常的な生活の動作が取りづらくなり、歩行能力や体のバランス能力が低下することにもつながるとされています。

そのままの状態を放置して生活し続けると、転倒リスク健康に生活できる健康寿命が短くなるとも言われています。

 

毎日生活をする上で、最低限必要な日常の動作があります。

  • 食事
  • 入浴
  • 排泄
  • 着替え
  • 部屋から部屋への移動
  • イスや床に座る動作

どの動作もとても大切で、一つでも困難になると誰かの助けを借りなければならなくなるでしょう。

では、体の筋力や体力を低下させないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

 

それは、運動や体操など『体をよく動かす』と体の機能の低下を緩やかにすることが分かっています!

 

実際に、日常的によく運動や体操を行っている方は、様々な病気(高血圧、糖尿病、骨粗しょう症など)への発症率や死亡率が低く、体を動かすことで生活の質を改善する効果があることが分かっています。

さらに、高齢者においては歩行などの日常生活動作が、寝たきりや死亡率を減少させる効果があると厚生労働省でも言われています。

身体活動量が多いことが、なぜ死亡率を低下することにつながっているかは明確にはなっていませんが、生活習慣病の改善や老化や炎症に関連がある酸化ストレスの軽減、ストレスを溜めず心理的に負担がない状態が死亡リスクを軽減させると考えられています。

ですから、いつまでも元気に健康に過ごしたいという高齢者の方にとって運動や体操などは必要不可欠になるのではないでしょうか?

また、高齢者の方には家でも簡単にできる「体操」が手軽でおすすめですよ!



高齢者が体操を行うとメリットがいっぱい!

では、高齢者の方が体操を行うとどのようなメリットがあるのでしょうか?
詳しくまとめていきます。

 

肉体的に強い体を作れる

人は誰でも歳をとると、それにともなって体の機能も低下していきます。
しかし、日常的に適度に体を動かしていると、身体機能の低下を遅くすることができます。

ストレッチングは筋肉の柔軟性が促され、関節の動きが滑らかになるため、腰痛や膝痛などの運動器のトラブルの改善が期待できます。

また、ウォーキングプールなどは心肺機能を高めるため風邪などの感染症にかかるリスクも低くすることが可能です。

筋力トレーニングバランス訓練は筋肉量が増え、筋力を強化することができるため、日常生活に欠かせない歩行動作や立つ、座るといった動作の改善につながります。

 

そういった運動を日常的に行うと、ケガや事故防止につながり転倒の危険性を減らすことができます。

高齢者が介護状態になってしまう原因の1つに転倒による大けがが含まれているため、高齢者にとって転倒を防ぐことは介護状態になるリスクを減らすことにもつながります。

 

ストレス発散で精神が安定する

運動することで、気分転換になりストレスが発散しますよね。
体を動かすことで、気分が良くなり、体も心もスッキリしますので、精神の安定につながるとされています。

運動すると血流が良くなりますが、脳内の血液循環も良くなることが分かっています。
脳内の血流が良くなると、認知症や物忘れ、ボケの予防にも効果があるとされています。

 

生活習慣病のリスクを下げる

生活習慣病には、脳卒中、心臓病、高血圧、糖尿病などがあり、日本人の健康に大きく影響するものが多くあります。

主な病気の原因とされているのは、食事や運動、喫煙、飲酒などの生活習慣が病気の進行に関わっているとされています。

 

高齢になり体を動かさなくなると、体内の血糖が消費されず脂肪になって溜まってしまいます。
しかし、運動を行えば血糖も適度に消費されるため、血糖値の上昇が抑えられ、肥満や糖尿病の予防につながります。

骨に適度な負荷をかけると骨は、その負荷に対応するために細胞を活性化させ、自ら骨を強くしようとします。

そのため運動をすることで骨が強くなれば骨粗鬆症の予防につながります。

 

運動をすると、血液循環が活発になるため不要になった養分の入れ替わりも活発に行われます。

高齢者は特に、いきなり運動すると脳に大きな負荷がかかるので逆に危険なため無理せずキツイと感じたらすぐに休むよう注意しながら行う必要があるでしょう。



高齢者が体操するとどんな効果がある?

高齢者が運動や体操などを行うと様々な効果が期待できるとされています。

運動の効果をまとめてみました。

  • 血流が良くなる
  • 腸の働きが良くなる
  • 食欲がわく
  • 気分転換やストレス発散ができる など

高齢者の方が運動を行うことで、脳に刺激が送られ物忘れにも効果があると言われています。

ストレス発散ができることにより、精神的な安定が保たれるのもメリットでしょう。

 

ストレッチングでは筋肉の柔軟性が促され、関節の動きが滑らかになるため、腰痛や膝痛などの運動器のトラブルの改善も期待できます。

また、ウォーキングやプールなど心肺機能を高める運動によって風邪などの感染症にかかるリスクも低くすることが可能です。

ウォーキングは他にも骨が丈夫になる効果も得られます。
そのためプールの中でウォーキングすることもオススメです。

筋力トレーニングやバランス訓練は筋肉量が増え、筋力を強化することができます。また、生活習慣病の予防効果があり、運動を行うことで体力や体型に自信がもてるようになり自己効力感が高まり、生活の質の向上にもつながります。

高齢者の方におすすめなのが、「ラジオ体操」です!
ラジオ体操は体に負荷が少なく、気軽にできるため高齢者の方でも行われている方が多いようです。

ラジオ体操には、有酸素運動、ストレッチ、筋力トレーニング、バランス運動が一度にできるように作られており、日常生活ではあまり行わない動作が多いため、とっさの出来事にも体をコントロールできる能力を高めてくれます。

高齢者によくみられる、転倒→骨折→寝たきりにならないためにも始めてみてはいかかでしょうか。

 

私の家の近所では、毎朝6時30分から近所の高齢者の方々が公園に集まり、大勢でラジオ体操をされています。
コミュニケーションをとる機会もできるからか、30人ほどの方が集まられていますので、近くにそういったものがあるのであれば参加してみるのもおすすめですよ!

公園への行き帰りのウォーキングも良い運動になると思います。

 

まとめ

高齢者に限らず適度に体を動かすことは将来の自分の健康のためには必要なことだと思います。

特に、高齢の方は体力・筋力などがこれ以上低下しないように、意識して体を動かすように体操を生活に取り入れられることをおすすめします。

介護知らずの元気な体を維持できるように、体が健康な内から始めてみて下さいね。

 

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