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女性の更年期障害は何歳から?症状や悩み、対策方法は?

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私たち女性は産まれた時から、生涯を終えるまでに、体の変化が激しいものです。

子供を産んだ後に、カルシウムが無くなり歯が抜けてしまう、妊娠中毒症のまま出産したために体重が元に戻らなくなるなど、体の悩みは多いです。

そして、更年期に入ると体以外に心も変化が出る方もいます。

 

早い人では40代に入ったと同時に月経周期の乱れや、倦怠感、体力の衰えを訴えています。

「汗をかかなくなり始めた」「髪の毛が抜ける量が増えた」「閉経した」「気分的にイライラしやすくなった」「疲れが取れにくくなった」「顔だけが火照るように熱くなる」などの症状は更年期障害の始まりです。

 

そういう症状が出てきたら、普通の病院ではなく産婦人科に通院する事をお勧めします。

女性独特の病気に詳しいために、自分では気づかなかった悪い病気(乳がん・子宮筋腫・子宮頸がん・甲状腺の異常)の早期発見が出来ますし、早いほど治る確率も高いです。

 

今回は、女性の更年期障害の症状や対策方法などをまとめていきます。




女性の更年期障害は何歳から?

更年期障害とは?

「更年期障害」とは、簡単に言えばホルモンの乱れです。

女性ホルモンの重要な成分のエストロゲンが減少するために、自分の体の調整が出来なくなる事です。

 

「更年期」とは、女性の月経が停止する時期のことで、月経停止前後5年ほどをさしています。
だいたい40~50代頃だとされていますが、個人差があります。

この更年期に様々な体の変化が起こり、不調を感じることを『更年期障害』と呼んでいます。

 

更年期障害はどうして起こるの?原因は?

更年期障害は、女性ならほとんど全員が通る道です。

女性の体の仕組みとして、最初から遺伝子に組み込まれているために起こります。

 

特に、自分の母親はどういう症状が出ていたかにより、自分も親と同じ症状が出始めて気づく事が多いです。
かなり少ない割合ですが、更年期障害にならない人もいます。

 

更年期障害が起こる原因は、ホルモンの一種である「エストロゲンの減少」です。
それにより、肌も老化が進みますので30代からのエイジングケアなど、今までに聞いたことのないような肌の手入れに関する話題も尽きないですね。

 

女性の更年期障害は何歳から?若くてもなる?

更年期障害が起こる年齢はだいたいの方は40~50代頃起こるとされていますが、個人差があります。

例えば子供を何人も産んだ人と、子供を産まなかった人では女性ホルモンの減少に差があります。

出産により、女性ホルモンが減少したために、実際年齢より老けて見える事が多いですし、30代後半から老化現象が徐々に進行し始めるのは全女性一緒です。

子供を産まなかった(または出来なかった)人は元々女性ホルモンが少ない人が多いので、本当に稀ではありますが30代後半から更年期になる方もいます。

 

また最近では、過度なダイエット、ストレス、太りすぎ、不規則な生活などで体に負担がかかり、20代でも女性ホルモンが減少し、更年期障害のような症状が出る方もいるようです。

「若年性更年期障害」と言い、生理不順や更年期障害のような症状がでるようになるようです。
重大な病気につながったり、不妊にうながる恐れがあるので、生活の見直しが必要になります。

 

私の更年期障害が始まった時期、前兆はある?

前兆としては、

  • 汗をかかなくなり始めた
  • 髪の毛が抜ける量が増えた
  • 閉経した
  • 気分的にイライラしやすくなった
  • 疲れが取れにくくなった
  • 顔だけが火照るように熱くなる

こういった症状が起こり始めました。
こういった症状は、更年期障害の始まりです。

 

まずは、閉経の年齢にもよりますが、生理は初潮が始まった年から約30年後から閉経が始まる言われています。(1人の女性から作られる卵子の数はある程度決まっています)

 

私は40代後半ですが閉経しました。生理痛が酷かったのである意味では嬉しいです。

しかし、体力的な衰えはものすごく感じられまして、疲れがなかなか取れない事や、甲状腺を悪くしたために、新陳代謝がうまくいかなくなりました。



更年期障害には50代以上の健康管理が大切

50代以上で健康管理が大切な理由

人生80年と考えた場合、半分以上は体を酷使してきたわけですから、大きな病気をした事もなく、ケガなどもした事はないと言えども、若かった頃と比べると肉体的な衰えは感じているはずです。

目には見えない内臓の病気などが潜伏している場合も考えられるのです。

無症状なので、自分は健康だと思っている人ほど病院からかけ離れた生活をしている事に気づいて欲しいです。

 

50代であれば多くの方が閉経し、更年期障害の症状を感じ始めると思います。

何か体に変化があれば、「更年期障害だから」と思うだけでなく、一度近くの産婦人科などに相談すると、過ごしやすくするための対策をしてもらえると思います。

今まで病院に行く機会が無かった方も、こういった機会に一度体を見てもらっておくことで他の不調を見つけ、対応することもできると思います。

 

自分で出来る健康管理

今の体重計は優れた機能があります。

体内脂肪や筋肉、体の中の水分の量や骨量、1日の新陳代謝まで知る事が出来ます。

 

また、高血圧だという方は血圧計もドラッグストアで販売しておりますから、日ごろから自分の健康管理は行えます。

 

自分の身体の健康は「食べ物」や「飲み物」がとても大切です。

私達の体は食べたものによって作られていることを再認識して、体に良いものを心がけて食べていきたいですね。

 

質の良い野菜、肉、魚、美味しいお米、水を食べていれば病気知らずの元気な体に導いてくれると思います。

注意して欲しい点と言えば、ジャンクフードや冷凍食品の食べ過ぎ、お酒・タバコの嗜好品を減らす事。
食品添加物まみれのものはやはり体に悪影響を与えるでしょう。

 

また、運動もとても大切です。

自転車や車ばかりの生活ではなく、自分で出来る範囲のウォーキングを心がけて足腰は丈夫にしておきましょう。

 

病院での定期健診

社会人として勤務している会社により、年1度の定期健診が無料で受けられる方はある程度の早期発見が出来ますが、アルバイトや無職の方は役所から年1度の定期健診のお知らせなどが来ると思います。

一定の料金はかかりますが、受けておくことをおすすめします。

 

女性の場合、乳がんや子宮がんの定期健診のお知らせもきます。
自分では気づかない内臓の検査は早期発見が本当に大切な事だと思います。

 

かくいう私も子宮筋腫がありますが、筋腫が小さい事と大きさは毎年変化なく、良性な事もあり、大事に至らずにすんでいます。

こういったものを発見するのにも、健診はしておく方が安心して生活できるでしょう。



女性の更年期障害の症状・始まりのサイン

女性に起こる更年期障害の主な症状

画像引用:https://doctors-me.com/doctor/female/21

 

更年期障害の主な症状は以下のようなものがあります。

  • 汗をかかなくなり始めた
  • 髪の毛が抜ける量が増えた
  • 閉経した
  • 気分的にイライラしやすくなった
  • 疲れが取れにくくなった
  • 顔だけが火照るように熱くなる

 

自分からは気づかないと思いますが「倦怠感」が最初に現れやすい症状ですね。

何もしたくないし、朝早く起きる事が出来なくなりはじめたなど、体の疲れの回復に時間がかかる事が増えてきます。

 

「髪の毛の抜ける量が増えた」に関してはホルモンの分泌が不足している事が原因で「ムダ毛」などの処理もだんだんしなくても良くなり始めたり、髪の毛は地肌が少し見える薄毛になってきたなどの症状。

「体が火照るようになった」「汗をあまりかかなくなりはじめた」などの症状は新陳代謝がうまく働いていない症状に当てはまります。

月経の周期が乱れ始めたらこれらの症状になりやすいので、更年期に入ったかもしれないと自覚が必要になります。

 

女性の閉経

おおよそ初潮が始まってから30年間前後に周期が乱れ始め、回数も少なくなり、生理が始まる前の前兆として「胸が張って痛い」「下腹部に痛みを感じる」「すごくイライラする」などの症状がなくなります。

気が付くと出血量も少なくなり、日数も短くなりはじめ、3か月に1回~半年に1回などになり、早ければ40代後半から閉経します。

 

男性にもある更年期障害

更年期障害とは女性だけがなるものではありません。

年齢とともに女性ホルモンが低下するように、男性は男性ホルモンが減少するのです。

同じ症状としては「倦怠感」「体力の衰え」が挙げられます。

 

他は「性欲の低下」「気持ちが落ち込む」など精神的な障害も見られます。

また、以前より「頑固になった」とか「イライラが酷くなってきた」などの症状も更年期障害です。



女性の更年期障害の対策や上手に乗り切るための方法は?

医者の薬より漢方薬

私も甲状腺を悪くしたために、医者から薬を出されておりますが、薬は本当の薬草などを使ったものではなく、実は石油製品です。

科学物質を調合しているだけなので、副作用もありますし、私には全く効果がないために飲んでいません。

 

本当に治療したいならば、漢方薬に限ります。
成分はすべて薬草を使用しているために副作用もありませんが、値段は高いです。

病院で、処方箋を出してもらう時に「漢方薬にして欲しい」と言えば処方して貰えますし、自己判断で薬局で自分の症状に当てはまる物を購入するより医師の処方箋ですと保険内の金額で処方して貰えます。

 

症状に合わせた適度な運動

何もやる気が起きないからとゴロゴロしていると、精神面で気持ちが余計に落ち込んでしまいます。
(鬱になりやすいのも更年期障害)

また、体力や筋肉の衰えで関節炎にもなりやすいので、歩けるうちはウォーキングをするなど、自分が動ける範囲内の運動は足腰を丈夫にする対策としても大切です。

 

まだまだ力もあるし、70歳を過ぎても衰えを感じさせない格闘家もいらっしゃいます。

 

自分を甘やかしてしまうと老化現象が進んでしまい、ちょっとした事で骨折したり、いつの間にか膝が痛くて階段を思うように登れなくなったなどの症状が現れてから治そうとするのは遅いのです。

 

また、女性の肩こりなども家事のしすぎで慢性化しています。(男性も仕事上あります)

四十肩や五十肩になりやすいために、寝る前に軽くストレッチ運動で体をほぐしましょう。
ストレッチは老若男女問わずに、寝る前に体をほぐすことにより、良い睡眠が得られる事も影響していますので対策方法の1つです。

 

上手に病院を活用する

少しでも更年期障害に当てはまる項目があるならば、病院での治療をして下さい。
ホルモンの減少が酷い人は、ホルモンの注射が必要になります。

 

現在、日本では更年期障害に対する治療は、ホルモンの注射の治療しか出来ません。

市販薬(主にサプリメント)と併用した場合、余計悪化する可能性があるそうですので、医師に相談しながら対策を行って行くのが良いでしょう。

 

「寝つきが悪くなった」「睡眠不足が酷い」という症状から神経が疲れている事が分かり、きちんと心が落ち着く「安定剤」の薬や、「入眠薬」も処方して貰えます。

寝不足は1番体に応えますし、頭の回転の切り替えなどもすぐに出来なくなってしまいます。

更年期障害と上手に付き合う事を意識して、心身ともに普段通り生活をする心がけも大切です。

 

体の疲れはなかなか取れないし、「倦怠感」が酷くて全く何もやる気がしないなど、重症の更年期障害もあります。
また、気持ち的に憂鬱になるならば、精神科も訪れてみると良いでしょう。

 

まとめ

人生の折り返し地点を過ぎたならば、若いころに出来た事が出来なくなっているという症状に早く気づき、それが更年期障害の始まりだと思って下さい。

個人個人で症状は違いますが、病院で健診した結果、ホルモンの分泌は間違いなく減少しているはずですし、その事により更年期独特の病気の早期発見も出来ます。

 

体に不調を感じたら、自分だけで解決せずに相談することも大切ですよ。
無理せずに過ごせるように生活習慣を改めると良いでしょう。




 




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