今まで仕事に費やしてきた時間を定年退職後には何に費やすのか。
シニアの方々にとってはよくある悩みだと思います。
悩むものの結局何をすれば良いのかわからず、何もしないことが知らぬ間に自分にとってのストレスとなり「うつ病」などにもつながることもあるといいます。
こうなることはできるだけ避けたいと思うのではないでしょうか。
そこで今回は定年退職後、やることがないと悩んでおられる皆さんのために、アクティブシニアも方々が行っているやることがない日々の解消法を紹介していこうと思います!
定年退職後、やることがないという日々
定年退職後は今まで仕事で埋まっていた時間がすっぽり空いてしまうので、時間に余裕ができ暇になります。
まるで、毎日が日曜日のような感覚に・・・。
急に仕事がなくなると何をやればいいのか悩む方は少なくありません。
特に働いているときに仕事熱心だった方はどのように過ごしていいのかわからず、暇を持て余し、抜け殻のようになってしまう方もいるそうです。
では、自分で何らかの趣味を見つけて没頭したらいいのでは、と思いませんか?
しかし、定年退職したシニアの方々には仕事をしていないので、今までのように給料がもらえないため、お金を使うことやこれからの生活に不安を抱く方も多いそうです。
確かに近年は年金もどんどん減額している傾向にあります。
シニアの方々の不安にはそのようなことも影響しているのだと思います。
ですが、これと同時に『定年』というものが見直されています。
以前よりも高齢化社会になった今、従来ならば定年とされていた年齢でもまだまだ働けるということです!
もし、定年退職しているがお金に不安があるという方はぜひアルバイトなどをはじめてみてください!
お金を稼げるだけでなく、働いている間は頭を使うので、ボケ防止にもなります!
まだまだ元気に働ける方が多いので、ぜひ何か仕事になることを見つけてみてください。
定年退職した後は仕事をしたいとは思わないけど、なにか趣味はつくりたいという人はどうしたらいいのでしょうか。
新しい趣味を見つけて始めることはお金がかかりそうなイメージを持っておられる方もいらっしゃると思います。
しかし、お金をかけなくても始められるものもあるので大丈夫ですよ!
趣味といっても本人が熱中できるものであれば、インドアでもアウトドアでもなんでもいいと思います。
無理にお金をかける必要もないですし、お金をかけなくてもできることもたくさんありますよ!
趣味に没頭するのは楽しむのが1番の目的だと思いますが、何をするのにも健康が大事です。健康維持のもつながるような趣味になればより良さそうですね!
私のオススメはスポーツです!
頭も体も使い、なによりスポーツクラブにでも入れば新しい人間関係を構築することができるからです!
これは他の趣味にも共通しているところはあると思います。若いころと違って体力や筋力が落ちている方もいらっしゃるかもしれませんので、無理をせずに自分のペースで行ってくださいね。
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定年退職してから、何をするのか?
お金に困っているわけではないのであればお金目的ではない仕事をしませんか?
やることがなく、暇な日々が繰り返されるとぼけてしまい認知症につながってしまう可能性もあります。
60代、70代はまだまだ働く気力がある人も多いと思います。
退職した仕事の技術をつかうのもいいでしょうし、週に2日か3日ほど2~3時間働くのもいいでしょう。
仕事の内容は個人のやりたいものでいいと思うので、自分で考えて取り組んでみてください。
仕事以外に何かをしたいという方は、地域のボランティア活動や家庭内の家事を分担して奥さんを手伝ってあげるのもいいかもしれませんね。
今まで仕事に時間も費やし、活動する場所を限られていたという人もいらっしゃると思います。
そんな方は地域のボランティア活動に積極的に参加してみてください。
ボランティア活動では今まで仕事であまり会うことがなかった近所の方々や町内の方々と関わりを持つことができます。
仕事を終えると急に人間関係を持つ機会が減ってしまい急に老化が進んだり、気づいたら認知症やうつ病になっていたなんてことも珍しくありません。
しかし、定年退職後も新しい人間関係を持つことで孤独や暇を感じることもありません。
ボランティア活動はボランティアだけが目的ではありません!定年退職後は第4の人生ともいわれているぐらいです。
少年時代に戻ったかのように新しい友達をつくって今まで仕事で埋まっていた時間を満喫しましょう!
また、家事を手伝うのもいいですね!
今まで夫が仕事をしていた間に奥さんは家事をしてくれていたことを目の当たりにすることも多いでしょう。
そこで定年退職後に家事を手伝ってみると、今まで奥さん一人でしていた家事を二人でするから家事が早くおわり二人の時間ができます。
そうなれば夫婦間の関係も良くなりますし、一緒に家事をこなすことでそれだけでも仲良くなれると思います!
ただし、逆に夫が奥さんがいるからといって家事を任せっきりにしたり、自分でできることも奥さんに頼んでしまうと夫婦間の仲が悪くなるだけでなく、奥さんは夫の態度にストレスを感じ、最悪うつ病になることだってあります。
せっかく定年退職して二人でいられる時間が増えたのに生活も夫婦間も悪くなってしまうのはもったいないし、お互い息苦しいと思うので十分に気をつけてください!
定年退職自体がなくなる世の中
ここまで定年退職後の生活について説明してきましたが、その『定年退職』が今見直されはじめています。
どういうことか詳しく説明しますと、今まで定年として認識されていて年齢がまだまだ働ける年齢として認識されるということです。
「まだまだ働ける!やったー!」と思うか、そうでないかは人によって違うと思います。
しかし、ほとんど必ずといってもいいくらい『定年退職自体がなくなる世の中』がやってきます!なぜそうなっていくのかということを二つの理由を挙げて詳しく説明していきます!
まず、一つ目の理由として『人口が減少するより、働き手がいなくなるから』というのが挙げられます。
以前よりも少子高齢化社会となった現在、そもそも働き始める若者の人口が少なくなっているのです。採用しようと思っても応募が足りない、そんな状態がこれからも続くのです。
つまり、社会にとって若者は極めて貴重な存在となります。
おそらく、今まであったブラック企業のようなものは無くなり、高い給料が払われ会社に若者を最後まで置いておくことを目的とする会社はもはや特定の企業に限られたことではありません!
しかし、若者が定年退職を控えたもしくは終えた方々になにもかも勝っているというわけではありません!
それは『シニアの能力とスキルを積極的に生かしていこうとする傾向にあるから』ということです。
先ほどの書きましたようにいくら若者が貴重な存在だったとしてもシニアの方々が磨いてきた技術は社会に絶対に必要になります。
今まで社会を支えてきたのも今のシニア世代の方々なのですから。
シニアの方々が磨きあげてきた技術は少なくとも「若いから」なんて理由で採用された若者にはそう簡単には手に入れることはできません!
つまり、今の社会はシニアの方々を必要としているのです。
少しばかり話はずれてしまいますが、日本よりも数十年分技術で他国に遅れをとっているといわれています。
特にアメリカに比べるとずいぶんと遅れていると言われています。
なぜこんなに差が出るのか。調べてみるとあることに気づきました。
それは人材の採用基準です。
上記にもありますように「若い」という理由だけで貴重とされる日本と違い、アメリカでは会社での採用の際、年齢、性別で判断するのはタブーです。
性別は日本もそうですが、アメリカは採用対象がどんな技術を持っているかだけを重視します。
そして実際にアメリカは日本よりも発達した国となっています。
遅れをとっている日本は何十年後には今のアメリカに追いつくでしょう。
その時にはすでに「若いから」「若くないから」で人材を選ぶことは無くなっていることでしょう。
ここまで長々と書いてきましたが、要は技術を持ったシニアの方々は社会を救うことができるということです!
ぜひ今からでも皆さんがもつ技術を社会に役立てるように活動されてはいかがでしょうか?
まとめ
定年退職してからの生活のことについていろいろ紹介してきましたが、何をやるか参考になれば嬉しいです。
定年退職後に仕事をするかどうか判断するのは自分自身ですが、自分の楽しみや健康のためにも何か趣味や活動を行われると良いと思いますよ。
なにもしていない生活が続いてもいいことはなく、退屈な生活が続くだけですから早めに先のことを考えて過ごされると良いでしょう。
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